短頭種症候群


犬のうちでも特に鼻の低いというか、鼻ぺちゃの犬種のことをまとめて「短頭種」と呼びます。 ブルドッグやシーズー、パグ、狆などが代表的です。

短頭種は、その頭の特徴のために、呼吸器系の病気になりやすいという傾向があります。 呼吸器系の病気を総じて「短頭種症候群」と呼ぶこともあります。


【鼻腔狭窄】
鼻腔狭窄は鼻の穴が狭いことです。 鼻腔狭窄の場合、犬は鼻だけでの呼吸では苦しいため、ハーハーと口で呼吸をします。 鼻腔狭窄も場合によっては手術が必要になります。


【軟口蓋伸長症】
軟口蓋(口の奥の方にあるヒダ)が伸びて大きくなります。 短頭種の犬はほとんどがいびきをかきますが、年齢とともにいびきが強くなるのは、この軟口蓋伸長症が関係しています。 呼吸が苦しいほどひどくなった場合には手術が必要です。


【気管虚脱】
遺伝性の病気で、気管の一部が細くなります。 普段何もしてないときに咳をする場合は、気管虚脱の可能性があります。 犬の喉を少し刺激したときに5~6回も続けて咳き込むときもあやしいです。 短頭種だけでなく、小型犬でもよくみられる病気です。


【咽頭の反転】
呼吸困難を起こします。 短い頭の形のために気道に余分な圧力がかかることが原因です。 手術が必要になる場合もあります。

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